食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04390450149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、規則(EC) No 396/2005に基づく食品中及び飼料中の残留農薬の管理に係るデータ報告のための標準試料概要第2版(SSD2)の使用について外部委託した科学的報告書を公表
資料日付 2015年12月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月17日、規則(EC) No 396/2005に基づく食品中及び飼料中の残留農薬の管理に係るデータ報告のための標準試料概要第2版(SSD2)(訳注:試料や分析結果の標準概要をまとめる電子報告様式)の使用について、ルーマニアの国立動物衛生・食品安全機関(ANSVSA)に外部委託した科学的報告書(2015年12月7日承認、80ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 植物由来及び動物由来の食品及び飼料における農薬の残留基準値(MRLs)に関する規則(EC) No 396/2005は、食品中の残留農薬に対する公的管理(訳注:検査)を行うようEU加盟国に求めている。分析の結果は、EFSA及び欧州委員会(EC)に提出しなければならない。
2. 食品及び飼料に用いる標準試料概要(SSD)は、欧州連合(EU)規模での残留農薬のデータ収集に関与しているEU加盟国や欧州自由貿易連合(EFTA)加盟国の担当機関からの残留農薬データの伝送に用いるEFSAの標準規格である。2014年までは、報告する国々がSSD第1版のデータ様式(SSD1)を用いて農薬のモニタリングデータを伝送した。近年においてEFSAは、新版のデータ様式(SSD2)を作成し、現在テストしている。
3. 本文書の目的は、2014年(暦年)の残留農薬のモニタリングに関するデータ収集のため、また、残留農薬の法定限度に関する規則(EC) No 396/2005の法規定に基づき、このSSD2様式の個別データ要素を詳細に記述することである。この手引書は、SSDの従来版と比較しSSD2において変更されたSSDデータ要素(主な変更は、分析する食品基質の新しい分類符号体系としてのFoodEx2の運用によって示されている)に焦点を絞り、当該データモデルの使用者に(訳注:SSD2の)使用法を提示するためのものである。
4. 特定の符号化要件は、 (1)農薬のモニタリングに影響を及ぼす関連法令の進展、(2)過去の報告年における経験(特に、一貫性のない符号化による難点が確認された場合や欧州の法令が求める分析を提供情報によって行うことができなかった場合)を反映させるため、毎年更新される予定である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/scientific_output/files/main_documents/918e.pdf