食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04390260305
タイトル 欧州連合(EU)、特定の生産物に対する農薬有効成分グアザチンの残留基準値等を改正
資料日付 2015年10月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州連合(EU)は10月24日、特定の生産物に対する農薬有効成分グアザチン(guazatine)の残留物定義及び残留基準値(MRLs)を改正する委員会規則(EU) 2015/1910(14ページ)を官報で公表した。概要は以下のとおり。
1. グアザチンのMRLsは、欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005の附属書IIIのA編において設定された。
2. 欧州食品安全機関(EFSA)は、規則(EC) No 396/2005の第12条第1項に基づき、グアザチンの既存MRLsについて理由を付した意見書を提出した。当該有効成分グアザチンを含有する植物保護製剤に対するすべての既存認可は、取り消されている。EU域内において届け出られたインポートトレランスも、コーデックス最大残留基準値も利用可能ではなかった。EFSAは、消費者リスクの評価に使用できる特定の農業生産管理工程に関する情報がない中で、0.05mg/kgという値(訳注:定量限界値)が欧州の消費者を十分なレベルで保護すると結論づけた。このため、MRLsを特定の定量限界値に設定することが適当である。また、残留物定義を変更することも適当である。
 以上の経緯及び観点から、委員会規則(EU) 2015/1910の附属書に基づき、規則(EC) No 396/2005の附属書III及びVを一部改正し、グアザチンの残留物定義をこれまでの「グアザチン」から「グアザチン(グアザチン酢酸塩成分の総量)」と変更した上で、特定の生産物に対するグアザチンのMRLsを改正することになった。委員会規則(EU) 2015/1910は、官報掲載の20日後に発効し、2016年5月13日から適用される。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) 欧州委員会(EC)
URL http://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32015R1910&from=EN