食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04380320469
タイトル フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)、植物由来食品を含む生食用食品は定期的な微生物検査が必要である旨を発表
資料日付 2015年11月30日
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概要(記事)  フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)は11月26日、植物由来食品を含めた生食用食品が多いフランスの食品は定期的な微生物検査が必要である旨を発表した。
 DGCCRFは毎年検査を実施している。この検査は欧州において規則EC882/2004によって義務付けられている食品衛生検査である。
 衛生規則の不順守によって病原微生物に汚染される可能性があり、加熱されることなくそのまま喫食される恐れのある食品について調査を実施した。調査員は、職業従事者の自主検査、食品のトレーサビリティ、施設及び食品の一般的な衛生規則、食品保存温度及び消費期限の規則順守(売り場の棚の清掃方法、設備の防水性検査、冷蔵室の3か所の温度規則)について確認した。
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,505検体中124検体(8.24%)が不合格であった。大部分は衛生規則の不順守によるものであった。20検体(1.3%)は摂取に不適切であると確認された。セレウス菌による汚染が、フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)の示す基準値(10の5乗CFU/g)以下ではあったが、乾燥キノコと乾燥ハーブに確認された。酵母とカビによるスパイスの汚染が確認され、DGCCRFは健康リスク評価のためにANSESに諮問をした。スプラウト及び葉物野菜に病原菌は確認されなかったが、2011年にフランス及びドイツで流行した溶血性尿毒症症候群の影響を考慮し検査を継続する。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)
情報源(報道) フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)
URL http://www.economie.gouv.fr/dgccrf/qualite-microbiologique-des-vegetaux-consommes-en-letat