食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04360620149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、マグネシウム、銅及びリンの食事摂取基準を設定するための科学的知見のとりまとめを外部委託した科学的報告書を公表
資料日付 2015年10月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月21日、マグネシウム(magnesium)、銅(copper)及びリン(phosphorus)の食事摂取基準(DRVs)を設定するための準備研究の一部として科学的知見のとりまとめをハートフォードシャー大学(英国)に外部委託した科学的報告書(2014年11月7日付、88ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. EFSAは、欧州委員会(EC)からの指令の一部として、マグネシウム、銅及びリンを含め、エネルギー、主要栄養素、微量栄養素及び栄養学的効果や生理学的効果を有するその他の物質についてのDRVsに関する食品科学委員会(SCF)による既存の助言を検証しなければならない。本報告書は、「栄養製品、栄養及びアレルギーに関する科学パネル」(NDAパネル)がDRVsを設定するための準備研究の一部として照合した、微量栄養素のマグネシウム、銅及びリンについての現時点における一般的な科学的知見をとりまとめたものである。
2. データは、2種類のオンラインデータベース(Google Scholar及びPubMed)から得た公表されている査読済み科学文献の文献レビューによって照合されている。マグネシウムに関する計183報の文献、銅に関する計181報の文献及びリンに関する計167報の文献に含まれていた知見が評価され、(訳注:レビューの対象に)入れられた。
3. 本報告書には、方法論的アプローチの記述ほか、(1)マグネシウム、銅及びリンの存在量、地質学的知見及び化学的知見、(2)臨床試料の化学的分析へのアプローチとその限界、(3)マグネシウム、銅及びリンの生物学的機能、(4)マグネシウム、銅及びリンの欠乏による健康影響の概要が含まれている。また、(1)健常成人におけるマグネシウム、銅及びリンの生理機能及び代謝、(2)摂取量、栄養状態及び機能の生体指標、(3)代謝に影響を及ぼすヒトの遺伝子型、も含まれている。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/scientific_output/files/main_documents/691e.pdf
http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/scientific_output/files/main_documents/691e.pdf