食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04360600475 |
タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、フランス在住者の脂肪酸摂取量と2010年の推奨栄養摂取量との比較に関する意見書を発表 |
資料日付 | 2015年10月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は10月20日、フランス在住者の脂肪酸摂取量と2010年の推奨栄養摂取量との比較に関する意見書を発表した。 2010年にANSESは、2001年に決定されたフランスにおける脂肪酸の推奨栄養摂取量(ANC)の再検討を行った。 本意見書は、フランス在住の3歳以上の子供と成人について8種の脂肪酸の摂取量を示し、第2回フランス全国個人食生活調査(INCA2)のデータからフランスの状況報告をした。これらの摂取量は2010年のANCと比較された。 3~79歳の個人に関する使用された摂取データは、フランス在住の3~17歳の子供1455人及び18~79歳の成人2624人のフランス住民を代表する集団に対して、2006~2007年に実施されたINCA2のデータに基づいている。 総脂質一日平均摂取量は推奨量の範囲で、アテローム生成に関わる飽和脂肪酸(ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸)の過剰摂取、オレイン酸、リノール酸、αリノール酸(ALA)、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)の不十分な摂取、といったフランスでの状況は、他の欧州諸国及び北アメリカ諸国と同様である。 フランスで、総脂質摂取量の割合(アルコールを除くエネルギー摂取量に占める割合)は、ラウリン酸、ミリスチン酸及びパルミチン酸の過剰摂取によるアテローム生成に関わる飽和脂肪酸の摂取の割合に関連していて、ALA、EPA、DHAの摂取の割合は関連がないか、わずかに関連している。総脂質がエネルギー量に占める割合に拘わらず、ALA、EPA、DHAの平均摂取量は推奨量に比べ非常に少ない。一方、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸といった飽和脂肪酸の摂取量は、平均的に推奨量に比べ多い。つまり、総脂質摂取量に拘わらず、フランス住民の脂肪酸摂取量は推奨量とは合っていない。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
URL | https://www.anses.fr/fr/system/files/NUT2014sa0117Ra.pdf |