食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04350440450 |
タイトル | Eurosurveillance:「2014年春にフィンランドで発生した生乳摂取に関連するエルシニア・シュードツベルクローシスO:1集団感染」 |
資料日付 | 2015年10月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | Eurosurveillance (Volume 20 , Issue 40 , 08 October 2015)に掲載された論文「2014年春にフィンランドで発生した生乳摂取に関連するエルシニア・シュードツベルクローシスO:1集団感染(Outbreak of Yersinia pseudotuberculosis O:1 infection associated with raw milk consumption , Finland , spring 2014)、著者T Parn( National Institute for Health and Welfare (THL) , フィンランド)ら」の概要は以下のとおり。 2014年3月、Yersinia pseudotuberculosis (YP) による集団感染がフィンランド南部の地方当局によって検出された。感染源特定のために疫学的、微生物学的な追跡調査を実施した。症例定義は、2014年2~4月に国立感染症登録にYP感染の届出をした人、またその家族で胃痛及び38℃以上の熱か結節性紅斑を発症している人とした。健康な家族を家族適合対照群とした。症例群43人、対照群50人を特定した。発病は、ある一か所の製造者からの生乳を摂取したことと強く関連していた。生乳の摂取量が増えるにつれ発病のオッズ比は上昇した。また、健康体であった成人は生乳を摂取したことで感染した。患者からの糞便検体、患者宅の冷蔵庫にあった生乳検体、及び製造者牧場の乳フィルターから同一のYP株が確認された。製造者は、生乳製造に関する法的要件を満たしていたが、自主的に生乳及び生乳製品を回収した。 我々は消費者に向けて、生乳は72℃で15秒間加熱するよう助言する。現行の生乳製造者向け規則は見直されるべきであり、生乳消費が関連する健康リスクに対して国民はもっと関心を持つべきである。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | Eurosurveillance |
情報源(報道) | Eurosurveillance |
URL | http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=21268 |