食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04330330494
タイトル 台湾衛生福利部疾病管制署、ブルセラ症の輸入症例が1人確認された旨公表
資料日付 2015年8月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  台湾衛生福利部疾病管制署は8月27日、ブルセラ症の輸入症例が1人確認された旨公表した。台湾におけるブルセラ症の発生は約4年ぶりである。患者はインドネシア国籍の35歳女性で、発熱・背中の下部の痛み・動けない等の症状を呈したことから8月3日に診療所を受診した。症状が改善しなかったことから病院を受診し、検査の結果、ブルセラ症と確定診断された。現在も入院治療中である。同居の接触者に症状はでていない。
 患者は昨年5月に入国して以来出国していない。最近の旅行歴はなく、未殺菌の乳製品やチーズを喫食したことはなく、生肉類との接触や生食の習慣等もない。しかし、ブルセラ症の潜伏期間は比較的長い(数週間から数か月、半年に至ることもある)。患者が台湾に来てから既に15か月が経過しているが、検査結果より過去に感染していた疑いがあり、その際の治療が不十分で再発した可能性があることから、同署は当該症例を輸入症例と判定した。台湾はブルセラ症の流行地域ではないが、2011年5月から10月までにアフリカ・東南アジア・中国で感染した輸入症例が5例発生している。
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾衛生福利部疾病管制署
情報源(報道) 台湾衛生福利部
URL http://www.mohw.gov.tw/CHT/Ministry/DM2_P.aspx?f_list_no=7&fod_list_no=5315&doc_no=51411