食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04330320160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、鶏肉のカンピロバクター汚染調査に関する最終報告書を公表
資料日付 2015年9月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は9月10日、1年間にわたる英国の市販生鮮鶏肉のカンピロバクター汚染調査に関する最終報告書を公表した(51ページ)。概要は以下のとおり。
 この報告書は、2014年2月~2015年3月に行われ、英国で販売されている生鮮丸鶏から検出されたカンピロバクター菌量が示されている。
 主な結果は以下のとおりである。
・カンピロバクター陽性であった鶏肉の19%が、最も汚染度の大きい区分(1
,000CFU(訳注:コロニー形成単位)/g超)に属していた。
・検査された鶏肉の73%が、カンピロバクター陽性であった。
・カンピロバクター陽性であった包装(外部)の0.1%(5検体)が、最も汚染度の大きい区分に属していた。
・検査された包装(外部)の7%が、カンピロバクター陽性であった。
 英国では、毎年約28万人のカンピロバクター食中毒患者が発生する。FSAは、カンピロバクター対策を食品安全上の優先課題と位置づけ、食品業界と緊密に協働して、生鮮鶏肉のカンピロバクター汚染低減に努めている。
 食品業界は、FSAと合意した一つの目標(最も汚染度の大きい区分に属する鶏肉の数を、2015年末までに10%未満にする)に向けた取組みを行っている。
 当該「市販の英国産生鮮冷凍丸鶏のカンピロバクター汚染に関する微生物学的調査報告書(2014年~2015年)」は以下のURLから入手可能。
http://www.food.gov.uk/sites/default/files/campylobacter-retail-survey-final-report.pdf
 小売店ごとの結果も添付されてある。
 スコットランド食品安全局(FSS)も、この報告書の公表を取り上げた。
 FSSの情報は以下のURLから入手可能。
http://www.foodstandards.gov.scot/news/publication-campylobacter-chicken-survey-results-2014-2015
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2015/14418/campylobacter-survey-analysis-report