食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04320450373
タイトル スペインのカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)、2011~2013年のカタルーニャ州におけるマイコトキシンの監視及び管理に関する報告書を公表
資料日付 2015年8月7日
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概要(記事)  スペインのカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)は8月7日、2011~2013年のカタルーニャ州におけるマイコトキシンの監視及び管理に関する報告書を公表した。概要は以下の通り。
 基準値を超えるマイコトキシンが検出された検体がなかったという事実は、食品業者がマイコトキシン含有量の少ない原材料を使用していることを示す。欧州連合(EU)及びコーデックス委員会が作成した、(穀類及びリンゴ中の)マイコトキシンを予防及び低減するための一連の推奨は正しく適用されていると見られる。
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,402検体が分析され、違反は7検体(0.5%)のみであった。しかしながら、ワイン、コーヒー及び穀類などの食品からはマイコトキシンが頻繁に検出されることから、食品業者は原料の品質について厳正な管理を適用し続けることが必要である。
 新興の懸念は、特定のマイコトキシンが形態変化した、マスクドマイコトキシンと呼ばれるもので、一般的に極性化合物と結合している。これらの変化したマイコトキシンは分析では検出されず、加工工程又は消化中に加水分解し、食品又は消化器官中へマイコトキシンを放出することが疑われる。欧州食品安全機関(EFSA)によれば、これらの形態はゼアラレノン及びフモニシンの場合に大きな懸念があり、またニバレノール及びT-2・HT-2トキシンの場合にも懸念がある。
地域 欧州
国・地方 スペイン
情報源(公的機関) スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)
情報源(報道) スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)
URL http://www.gencat.cat/salut/acsa/html/es/dir1599/micotoxinas_2011_2013.pdf