食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04311090149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬耐性遺伝子組換え(GM)ダイズFG72の販売認可申請に係る科学的意見書を発表
資料日付 2015年7月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)の科学パネル(GMO)は7月16日、農薬耐性遺伝子組換え(GM)ダイズFG72の食品飼料用途・輸入・加工を目的とした販売認可申請に係る科学的意見書を発表した。概要は以下のとおり。
 FG72は、パーティクル・ガン(遺伝子銃)法により作出され、HPPD W336及び2mEPSPSタンパク質を発現させて、イソキサフルトール及びグリホサートを主成分とする農薬への耐性を付与する。明確にされた分子特性から安全上の懸念は生じない。圃場に置かれた状態で試験を行った同ダイズの農学的特性、表現型特性データからも、遺伝子組換え前の従来品と比べて、食品・飼料や環境安全上の懸念が生じるような生物学的相違は見られなかった。より詳細な安全性評価を要する組成データ上の相違は見当たらなかった。また新規発現タンパク質(HPPD W336及び2mEPSPS)の潜在的毒性・アレルゲン性についても懸念はなく、遺伝子組換えによりFG72全体のアレルゲン性が著しく変わることを示す証拠はなかった。栄養価も非GM品種と異なるとは考えられない。
 結論として当パネルは、本件申請の適用範囲に照らして、当該ダイズは公衆衛生・動物衛生・環境に及ぼす影響に関して、組換え前の従来品及び非GM品種と同等に安全であると考える。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/4167.pdf