食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04310390314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、グリホサートの発がん性に関する評価に対する試験の、入手可能な情報を公表
資料日付 2015年7月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は7月29日、グリホサートの発がん性に対する評価に対する、マウスでの2年間試験による入手可能な情報を公表した(2015年7月29日付 BfR通知No.023/2015)。概要は以下のとおり。
 この試験では、ヒトに対する有意な発がん性リスクは示されなかった。
 欧州連合(EU)による有効成分試験の枠組みの一環として行われたこの試験に対して問い合わせが寄せられたのを受け、BfRは、2014年1月にシンポジウムを開催した。
 マウスを使った2年間混餌投与試験では、複数の用量でグリホサートが投与された。そのうち、1
,460mg/kg体重/日の高用量のグリホサート投与で、18か月後に、マウスで悪性リンパ腫の発生率が、コントロール集団と比較して高まった。この用量は、許容一日摂取量(ADI)の2
,920倍である。BfRは、予備評価書及び欧州食品安全機関(EFSA)に提出した評価書においても、この試験結果を引用している。
 データを総合して考えると、現在の知見に基づけば、グリホサートに発がん性があるとする分類を裏付ける十分な証拠はない。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/343/bfr-hat-offen-ueber-alle-vorliegenden-informationen-zur-bewertung-der-kanzerogenitaet-von-glyphosat-berichtet.pdf