食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04300500149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する、Escherichia coli CGMCC 3705株を用いて生産される技術的に純粋なL-リジン塩酸塩及びCorynebacterium glutamicum CGMCC 3704株を用いて生産されるL-リジン硫酸塩の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2015年7月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月6日、全動物種に使用する、Escherichia coli CGMCC 3705株を用いて生産される技術的に純粋なL-リジン塩酸塩及びCorynebacterium glutamicum CGMCC 3704株を用いて生産されるL-リジン硫酸塩の、安全性及び有効性に関する科学的意見書(2015年6月17日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 これらの製品、L-リジン塩酸塩及びL-リジン硫酸塩は、それぞれE.coli(CGMCC 3705株)及びC.glutamicum(CGMCC 3704株)の遺伝子組換え(GM)株を用いて発酵させた飼料添加物である。
 最終製品からは、生産株も、その組換えDNAも検出されなかったことから、このL-リジン塩酸塩は、産生株のGMに関する安全性に対する懸念はない。
 当該製品L-リジン塩酸塩は、適切な量で補給される場合は、対象動物に対して安全であると考えられる。
 「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、飲水投与する場合に、対象動物種に対する安全性に関して懸念を抱く。
 濃縮L-リジン塩酸塩の使用により、消費者の安全性に対する懸念は生じない。
 L-リジン硫酸塩については、産生株のGMに関する特徴付けが不十分であること、また、薬剤耐性遺伝子を含む組換えDNAが製品中に存在する可能性/存在しない可能性が明らかになっていないことから、L-リジン硫酸塩製品の対象動物、消費者、使用者及び環境に対する安全性については結論付けることができない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/4156.pdf