食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04260710294
タイトル 世界保健機関(WHO)、「薬剤耐性」ファクトシートを更新
資料日付 2015年4月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は4月、「薬剤耐性」ファクトシートを更新した。構成及び概要は以下のとおり(AIDS・結核等、食品安全に直接関係のない記述は省略)。
1. 主な事実
(1) 薬剤耐性は、増加傾向にある細菌・寄生虫・ウイルス・真菌感染症の効果的な予防・治療を脅かす
(2) 世界の公衆衛生にとってますます深刻な脅威となっており、各国政府・業界・社会の一丸となった対策が必要
(3) 世界中で顕在化し、新たな耐性機構が世界各地に出現・拡散している
(4) 薬剤耐性菌の感染者は臨床転帰が悪化し、死亡するリスクが高まることから医療費等が余計に掛かる
2. 薬剤耐性とは?(省略)
3. 抗生物質耐性(antibiotic resistance)と薬剤耐性(antimicrobial resistance )の違いは?
 前者は感染を引き起こす細菌(bacteria)中に共通して生じる、抗生物質に特化した耐性のこと。後者は意味が広く、細菌以外の微生物(microbes)、例えば寄生虫(マラリアなど)、ウイルス(HIVなど)、真菌(カンジダなど)の治療薬に対する耐性も含まれる。
4. なぜ世界的な懸案事項か?(省略)
5. 現況
 WHOの「2014年薬剤耐性世界サーベイランス」報告書によれば、細菌の抗生物質耐性問題は、今や将来予測されるといった問題ではなく、現実の問題として世界中で生起している。各国が連携して速やかな対策を講じなければ、世界は抗生物質後時代(post-antibiotic era)に向かい、数十年来治療可能だったありふれた感染症や軽傷が、再び命取りの傷病になり得る。
6. 耐性の新興・拡散が加速化している原因は?
 薬剤耐性の進展は自然現象ではあるが、抗菌性物質の不適切な使用等、人間の行動が加速化の一因となっている。
7. 連携対策の必要性(省略)
8. WHOの対応(省略)
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/mediacentre/factsheets/fs194/en/