食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04250870305 |
タイトル | 欧州委員会(EC)、欧州委員会ファクトシート「欧州のGMO政策に関するQ&A」を公表 |
資料日付 | 2015年4月23日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州委員会(EC)は4月22日、欧州委員会ファクトシート「欧州の遺伝子組換え体(GMO)政策に関するQ&A」を公表した。概要は以下のとおり。 ・今般、GMO栽培の認可に関し施行された改正点は何か? 新しく採択されたDirective(EU)2015/412では、ある条件のもと、相異なる二つの時期に加盟国に対しGM農作物栽培の決定に大きな柔軟性を供与した。その二つの時期とは 承認手続き途中 自国領土がEU承認でカバーされることのないように適用の地理的範囲の変更願 GMO承認後 環境ないし農業政策目的、都市計画、土地利用などを根拠に当該農作物の栽培を禁止ないし制限 ・EU内ですでに栽培されているGMOは? 一種類、害虫抵抗性GMトウモロコシMON810が商業的にEU内で栽培されている。MON810は2013年、加盟5か国約150 ,000haで栽培されており、そのうち137 ,000haがスペインである。EUのトウモロコシ面積全体の1.5%未満である。2013年、世界でGMO栽培面積は1億7 ,500万ha(ほとんどがダイズ、トウモロコシ、油糧ナタネ及びワタ)である。2010年GMでんぷん用バレイショ「Amflora」が欧州における栽培と工業用加工に承認されたが、もはやEUでは承認されていない。MON810の承認更新を含めEUでのGMO栽培申請が現在8件未決である。 ・飼料や食品向けにEUで承認を受けたGMOは? 今のところ、58のGMOが食品や飼料向け用途に承認を受けている(トウモロコシ、ワタ、ダイズ、油糧ナタネ、テンサイ)。 ・EU市場にはどれくらいのGM食品や飼料が存在するのか? EUはかなりの量のGM飼料を輸入しているが、食品はほとんどない(very little)。2013年、EUは1 ,850万トンのダイズミール、1 ,350万トンのダイズを輸入しており、EUの植物性たん白質需要の60%超をまかなった。食品については、EU市場で購入可能なGM製品数は少ない(small)。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州委員会(EC) |
情報源(報道) | 欧州連合(EU) |
URL | http://europa.eu/rapid/press-release_MEMO-15-4778_en.htm |