食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04250060105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、飲料水へのフッ素添加上限値を0.7mg/Lに変更
資料日付 2015年4月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は4月27日、フッ素の添加上限値をボトル入り飲料水メーカーに通知した。概要は以下のとおり。
 米国公衆衛生局(PHS)は、公共水道水に関して新たな勧告をこのほど発表したが、FDAはこれに追随してボトル入り飲料水業界(製造・流通・輸入業者)に書状を送り、含有フッ素濃度が0.7mg/Lを超えないように勧告した。PHSの勧告は、省庁を代表する科学者がパネルを構成し、フッ素の摂取と口腔保健の関係に係る科学文献を精査して作成した。
 フッ素は児童及び成人の虫歯(う蝕)を予防する。しかし、児童が過度のフッ素にばく露すると、歯のエナメル質変色(歯牙フッ素症)リスクが高まる。PHSの新しい勧告値はこれまでの0.7~1.2mg/Lに代わり、う蝕予防と歯牙フッ素症リスク抑制のはざまで、フッ素添加の最適濃度を目指したもの。なおFDAの勧告は、ボトル入り飲料水に添加するフッ素に特化したもので、FDAのボトル入り飲料水規則に従って許可されているフッ素の濃度とは関係がない。
 訳注:最後の文は、既存の市販品の中には0.7~1.2mg/Lで既に流通しているものもあるが、今後添加するものについては最終的に0.7mg/Lを超えてはならないということ。今後ボトル入り飲料水規則も改正される見込みで、それまでの間暫定的に勧告状で対処した模様。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm444401.htm