食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04240670328 |
タイトル | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)、食品統計ハンドブック(2014年版)を公表 |
資料日付 | 2015年3月26日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)は3月26日、食品統計ハンドブック(2014年版)を公表した。概要は以下のとおり。 2014年版における更新部分は以下のとおり。 ・第1章:フードチェーン ・第2章:価格及び出費 ・第3章:世界及び英国の食品供給 ・第6章:健康的な食生活 ・第7章:安全性及び信頼性 1.食品検査事例 2013年に、FSAは、英国における食品及び環境関連事例1 ,562件について調査した。その大半(58%)が、影響は地域限定で小さく、食品安全への影響はほとんどないことから、重要度は「低い」に分類された。 2013年に検査が行われた事例では、微生物汚染の割合が最も多かった(21%)。事例件数は2006年から着実に増え続け、2013年には322件となった。そのうち30%の事例については、サルモネラ属菌が原因であった。 2013年にFSAが扱った高重要度事例には、クレソンが関連する腸管出血性大腸菌O157集団食中毒(2件)や、カリブ海地域産の果実飲料のコカイン汚染がある。コカイン汚染果実飲料事例では1人が死亡した。 2.輸入食品 基準を満たしていない輸入食品件数(2012年~2013年)は、原因別に、望ましくない物質が最も多く(341件)、次いで化学物質(157件)、以下汚染物質(58件)、食品に接触する材料(40件)などであった。 2012年~2013年のサンプリングプログラムでは、4 ,327検体について、化学物質検査が行われた。このうち、4 ,179件が基準を満たしていなかった。サンプリング数が多かったのは、果実及び野菜(26%)、脂肪及び油脂(14%)、食肉/食肉製品(12%)、ハーブ類/香辛料(11%)及び魚/貝類(6%)であった。 過去における結果と同様、規則違反は、アジアからの食品に多かった。その大半が中国産、インド産及びタイ産であった。 「食品統計ハンドブック(2014年版)」(67ページ)は以下のURLから入手可能。 https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/416437/foodpocketbook-2014report-26mar15.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA) |
情報源(報道) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA) |
URL | https://www.gov.uk/government/statistics/food-statistics-pocketbook-2014 |