食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04220730484 |
タイトル | ニュージーランド第一次産業省(MPI)、乳児用調製粉乳に毒物を混入させるという脅迫犯罪に対し、警察当局との連携を公表 |
資料日付 | 2015年3月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ニュージーランド第一次産業省(MPI)は3月10日、害獣駆除における1080(モノフルオロ酢酸ナトリウム)(訳注:害獣駆除用に散布する毒餌、非標的野生動物への影響や安全面において、使用に反対する意見がある)の使用に対する抗議として、乳児用及びその他の調製粉乳に毒物を混入させるという脅迫犯罪に対し、警察当局と緊密に連携している旨を公表した。 MPI次長Scott Gallacherは、政府の最優先事項は消費者の健康と福祉を保護することであると述べた。 「ニュージーランドの乳児用及びその他の調製粉乳が、この脅迫が行われる以前と全く同様に今日も安全であることを確信している。通常どおり使用し続けてほしい。」 「輸入乳児用調製粉乳についても、ニュージーランドの厳格な食品安全要件を満たしており、小売チェーンにおいても同様に安全なので、安心して使用してほしい。」 「製造時に乳児用及びその他の調製粉乳を意図的に汚染できるとは考えにくい。いずれにせよ、乳児用及びその他の調製粉乳を購入する際には警戒を怠らないよう奨励する。常に包装をチェックして改ざんの兆候を見逃さないように。」 「ニュージーランドの食品安全モデルは、世界でも最高レベルである。ニュージーランドの製造業者は、標準的手順としても高いセキュリティレベルを維持しているが、この脅迫を受けて、セキュリティ及び警戒を大幅に増強した。」 脅迫を受け、MPIは、複数の政府機関、製造業者及び小売業者の協力の下、乳児用調製粉乳製品に対する保護を強化する為に以下のような追加措置を行った。 ・小売店における安全対策の強化 ・新規1080テストプログラムを含む、乳及び乳製品テストの強化 テストの詳細(全1ページ)については以下のURLから入手可能 http://www.foodprotection.govt.nz/assets/Documents/Process-InfographicFactsheet-English-V14.pdf ・サプライチェーン内の全ての関係者による警戒の強化 ・製造施設における物理的セキュリティの追加 ・最高レベルのセキュリティ及び警戒を維持するため、乳製品加工施設を確認する監査プログラム 「MPI及び産業共同のテストプログラムにより、乳児用及びその他の調製粉乳中に1080が存在しないことが確認されている。40 ,000を超える生(未殺菌)乳及び製品サンプルを検査したが、1080は検出されなかった。」 更なる情報については以下のURLから入手可能。 http://www.foodprotection.govt.nz/ |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | ニュージーランド |
情報源(公的機関) | ニュージーランド第一次産業省(MPI) |
情報源(報道) | ニュージーランド第一次産業省(MPI) |
URL | http://www.mpi.govt.nz/news-and-resources/media-releases/mpi-supporting-police-with-infant-formula-contamination-threat-response/ |