食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04210990149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、植物由来の飼料用香料添加物の評価見直しを裏付けるための予備研究に関する外部委託研究の報告書を公表
資料日付 2015年2月13日
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分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月13日、植物由来の飼料用香料添加物の評価見直しを裏付けるための予備研究に関する外部委託研究の報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 この委託研究は、英国ハートフォードシャー大学などが行った。
 最近、植物由来の天然に存在する物質を飼料添加物として使用することへの関心が大きく高まっている。EFSAは、前回の規制の枠組みにおいて認可され現在販売されている全ての飼料添加物について、現在の規制と一致しているかに関する評価見直しを行っている。その一環として、EFSAは、その評価見直し工程を裏付けるための調査研究を委託した。物質のアイデンティティ及び説明、物理化学的性質、純度及び製造工程に関するデータ提出の完全性を考慮する必要性があったからである。
 これを受け、欧州連合(EU)の規則(EC)No.429/2008(訳注:飼料添加物の評価及び認可申請書類に関する規則や、申請書類には、特に、その添加物のアイデンティティ及び特徴付けに関する科学データを添えることなどを定めている)の施行に必要な、また、データチェックリスト作成を義務付けているEFSAのガイドラインの遵守に必要なデータの吟味が行われた。   
 その後、チェックリストに沿って、268種類の植物製剤に関する20件の申請書について評価が行われた。それぞれの植物製剤からデータを抽出し、それをデータべースに追加投入した。ギャップ分析及び各製剤に関するデータ概要シートの作成には、専用に開発されたソフトウェアが用いられた。
 データ概要シート及びギャップ分析レポートがEFSAに提出された。全268種類の植物製剤に関する申請書類から提出されたデータにおけるばらつきは、データシート概要に十分反映されている。アイデンティティ及び特徴付けにおけるこれらのかい離及び非一貫性は、申請書の他の部分で提出されることになっているデータに影響を与える場合がある。
 申請書に関しては、科学データに関する報告、ドシエの特徴付け及びアイデンティティ分野を通じた表現の一貫性を高める余地がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/doc/760e.pdf