食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04210270305
タイトル 欧州連合(EU)、残留基準値を不要とする植物保護製剤有効成分のリストに植物保護資材のキトサン塩酸塩など4品目を追加
資料日付 2015年2月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州連合(EU)は2月4日、残留基準値(MRLs)を不要とする植物保護製剤有効成分のリストに植物保護資材のキトサン塩酸塩など4品目を追加する委員会規則(EU) 2015/165を官報で公表した。概要は以下のとおり。
 乳酸(lactic acid)、レカニシリウム属菌(Lecanicillium muscarium、昆虫寄生性糸状菌)Ve6株、キトサン塩酸塩(chitosan hydrochloride)及びスギナ(Equisetum arvense L.)についてMRLsは設定されておらず、また、欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005の附属書IV(訳注:残留基準値が不要である植物保護製剤有効成分のリスト)にも収載されなかったため、規則(EC) No 396/2005の第18条第1項b号で定める一律基準値の0.01mg/kgが適用されている。
 キトサン塩酸塩及びスギナは植物保護用資材として、また、乳酸は食品添加物として認可されている。このため欧州委員会(EC)は、キトサン塩酸塩、スギナ及び乳酸を規則(EC) No 396/2005の附属書IVに収載することが適当であると考えている。欧州食品安全機関(EFSA)は、L. muscarium Ve6株を規則(EC) No 396/2005の附属書IVに収載することは適当であると結論づけた。
 以上の経緯及び観点から、委員会規則(EU) 2015/165に従って規則(EC) No 396/2005の附属書IVを一部改正し、残留基準値を不要とする植物保護製剤有効成分のリストに乳酸、L. muscarium Ve6株、キトサン塩酸塩及びスギナを追加することになった。委員会規則(EU) 2015/165は、官報掲載の20日後に発効する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) 欧州連合(EU)
URL http://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32015R0165&from=EN