食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04200290450 |
タイトル | Eurosurveillance:「2014年11月にフランスで発生したClostridium baratii F型毒素によるボツリヌス症の2症例」 |
資料日付 | 2015年2月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | Eurosurveillance (Volume 20 , Issue 6 , 12 February 2015)に掲載された論文「2014年11月にフランスで発生したClostridium baratii F型毒素によるボツリヌス症の2症例(Cluster of two cases of botulism due to Clostridium baratii type F in France , November 2014)、著者C Castor (French Institute of Public Health、フランス)ら」の概要は以下のとおり。 2014年11月にフランスで初めて、Clostridium baratii F型毒素が原因となるボツリヌス症の患者が2人確認された。彼らは同じ家族の女性2人であった。2人とも長期の呼吸補助が必要とされた。1人は極めて高い血清中毒素濃度を示し、2週間麻痺状態にあった。調査から家族の食事において高濃度の汚染に普通にばく露したとする仮説が支持された。しかし、食べ残しの分析結果はすべて陰性であった。 F型ボツリヌス症にしばしば関連する食品は、缶詰ツナや自家製肉製品、例えばレバーパテ、狩猟動物の乾燥肉や生乾燥肉である。しかし、多くの報告において、汚染源については報じられていない。今回のクラスターでは、疑われる食事で摂取された食品は典型的なボツリヌス症の原因食品ではなかった。実際に、患者が食べた食品の大半が工業的に生産されたものだった。よって、食材調査の域を拡大するだけでなく、他の汚染源の可能性も調査することが重要である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | Eurosurveillance |
情報源(報道) | Eurosurveillance |
URL | http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=21035 |