食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04200190314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、ドイツの消費者の大多数が、畜産が薬剤耐性の原因であると考えているとの調査結果を公表
資料日付 2015年1月22日
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概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は1月22日、ドイツの消費者の大多数が、畜産現場での抗生物質の使用が薬剤耐性の原因であると考えているとの調査結果を公表した(2015年1月22日付 No.03/2015)。概要は以下のとおり。
 BfRが最近行った調査によると、ドイツに住む人の半数以上が、薬剤耐性の原因として最も可能性が高いのは畜産であると考えている。しかし、抗生物質に対する耐性は動物用医薬品及び農業と同様、ヒトの医薬品にも影響することから、この課題は、これら全ての領域が協力して努力することにより初めて克服が可能である。
 同調査結果によると、大多数の消費者が薬剤耐性について知っており(82%)、他の消費者問題に比べて重要視する割合は高かった。64%が、薬剤耐性に対して懸念を抱いていた。薬剤耐性の問題は広く知られているものの、自宅で耐性菌と接触する可能性があると考える消費者は、20%にも満たなかった。これは、回答者の多くが、自宅に耐性菌が存在するとの前提で行動していないことを意味する。   
 53%が、畜産現場での抗生物質の使用が、薬剤耐性の発生及び拡大の原因であると考えている。薬剤耐性の原因としてヒトの医薬品をあげたのは、回答者のわずか3分の1であった。
 これらの結果は、今後、消費者や、獣医学及び医療従事者などのその他の関係団体の意識動向調査に関する包括的な調査研究の結果に基づき、2015年春に補足される予定である。
 消費者モニターブックレット(2014年)(ドイツ語、11ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cm/350/bfr-verbrauchermonitor-2014.pdf
 薬剤耐性に関する消費者モニターブックレット(2015年)(ドイツ語、13ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cm/350/bfr-verbrauchermonitor-2015-spezial-antibiotikaresistenzen.pdf
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2015/03/bfr_study_on_risk_assessment__the_majority_of_german_consumers_believe_that_animal_farming_is_the_cause_of_antimicrobial_resistance-192759.html