食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04190890508
タイトル スペインバスク州食品安全機関(ELIKA)、米国及び欧州連合(EU)における果実及び野菜の喫食による食中毒に関する傾向及び原因についての調査結果を公表
資料日付 2015年1月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  スペインバスク州食品安全機関(ELIKA)は1月27日、米国及び欧州連合(EU)における果実及び野菜の喫食による食中毒に関する傾向及び原因についての調査結果を公表した。
 健康的なライフスタイルの推奨により、米国及び欧州連合(EU)では果物及び野菜の喫食が増加している。これらの食品が媒介する疾病の罹患率は両地域において依然として高く、公衆衛生及び経済的に重要な問題であることを示している。
 このため、セビージャ大学及びチリ大学は2004年~2012年の米国及びEUにおける果実及び野菜の喫食による中毒の集団発生に関する傾向及び原因について、特にこれらの集団発生の病原体、感染メカニズム及び感染源となった生鮮食品に注目し調査を行った。
 調査結果は生鮮食品による多くの食中毒の集団発生の原因はノロウイルス、続いてサルモネラ属菌であることを示した。ノロウイルスは米国ではサラダ、EUではベリー類の喫食に主に関連していた。サルモネラ属菌は米国の多くの州において食中毒の集団発生の主な原因で、多くはスプラウトの喫食に関連していた。2004年以降のサルモネラ属菌による食中毒の集団発生は、EUでは減少したが米国では増加した。
 当該文献(英文、7ページ)は以下のURLから入手可能。
http://online.liebertpub.com/doi/pdfplus/10.1089/fpd.2014.1821
地域 欧州
国・地方 スペイン
情報源(公的機関) スペインバスク州食品安全機関(ELIKA)
情報源(報道) スペインバスク州食品安全機関(ELIKA)
URL http://www.elika.net/es/riesgos_biologicos.asp?id=27&id_noti=1692#ancla1692