食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04190810475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、動物副産物について、加工法1(加圧滅菌)に従って加工されたカテゴリー1の原料由来のグリセリンをバイオガスへ変換することによって生成される消化残渣の土壌施用に関する意見書を発表
資料日付 2015年1月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は1月22日、動物副産物について、加工法1(加圧滅菌)に従って加工されたカテゴリー1の原料由来のグリセリンをバイオガスへ変換することによって生成される消化残渣の土壌施用に関する意見書を発表した。
 グリセリンは、バイオディーゼル燃料生産方法に従ったレンダリング油脂の加工による脂質生成物と考えられる。レンダリング油脂はカテゴリー1の動物副産物の加工によって生成される。このカテゴリー1の動物副産物は加工法1(加圧滅菌)に従って加工される。
 食品総局(DGAL)はカテゴリー1の動物副産物由来の消化残渣の土壌施用によって発生しうるリスクの評価をANSESに要請した。この評価によって、必要に応じて一部の土壌での使用制限を推奨することになる可能性がある。DGALは、この消化残渣は有機肥料もしくは動物副産物の規定に見合う土壌改良剤と見なすことはできないと述べた。散布による土壌施用は、国内に限定して使用を許可するものとしている。
 ANSESは、当意見書で示した証拠を基づき、カテゴリー1の動物副産物由来のレンダリング油脂の、特にプリオンのリスクに対する完全な無毒性を保証することはできない、と評価する。
 しかし、国内に限った散布においては、グリセリンからバイオガスへ変換する際に生成される消化残渣の土壌施用は、牧草地を除く樹木栽培と大規模栽培での使用に限定するならば、許容できるリスクである。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/sites/default/files/documents/MFSC2014sa0040.pdf