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資料管理ID syu04190660364
タイトル 台湾行政院農業委員会家畜衛生試験所、台湾における3株の新たな型の鳥インフルエンザウイルスは同じ渡り鳥由来と推測される旨公表
資料日付 2015年1月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  台湾行政院農業委員会家畜衛生試験所は1月25日、アヒルとガチョウにおける新たな型の鳥インフルエンザ(H5N3)ウイルス遺伝子の8つの分節の配列解析が終了した旨公表した。配列比較の結果、H5N3亜型ウイルスのH5遺伝子は2014年に韓国のコガモ(訳注:又はトモエガモ)から検出されたH5N8亜型ウイルスのH5遺伝子と最も近く、N3遺伝子は2006年に日本の新潟県でアヒルから検出されたH5N3亜型ウイルスのN3遺伝子と最も近かった。その他の6つの分節の遺伝子もいずれも中国における鳥インフルエンザウイルスに属し、アヒルとカモの鳥インフルエンザウイルスはいずれも新たに侵入したウイルスであることが再度確認された。
 また、鳥インフルエンザに関するオランダの専門家は同委員会とのテレビ会議において、オランダで昨年発生した5件の鳥インフルエンザ(H5N8)事例について、H5遺伝子の配列の違いから4つの群れの渡り鳥由来と推測されると述べた。同委員会家畜衛生試験所は台湾におけるH5N2、H5N3、H5N8亜型の新たな型の鳥インフルエンザAのH5遺伝子の配列を分析し、これらの間の相同性が99.3%以上で、2014年に韓国でコガモ(訳注:又はトモエガモ)から検出されたH5N8亜型ウイルスのH5遺伝子との相同性が98.8%以上であることを見いだした。また、これらウイルスの検出時期がほとんど同じであることから、この3株が同じ群れの渡り鳥由来である可能性が示された。
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾行政院農業委員会
情報源(報道) 台湾行政院農業委員会
URL http://ai.gov.tw/index.php?id=381