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資料管理ID syu04190540470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、MERS-CoV(中東呼吸器症候群コロナウイルス)による重症呼吸器疾患に関するリスク評価書を更新
資料日付 2015年1月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は1月21日、MERS-CoV(中東呼吸器症候群コロナウイルス)による重症呼吸器疾患に関するリスク評価書を更新した(8ページ、2015年1月15日付け)。
 2012年4月以降2015年1月11日までに、全世界の保健当局からMERS-CoV患者972人(死亡者394人)の届出があった。2014年10月に患者は急増したがそれ以降は減少傾向を示している。患者の大部分はアラビア半島の主にサウジアラビアからの報告である。MERS-CoVの感染源及び伝播様式はいまだに確認されていない。
 最近のMERS-CoVに関する出来事を考慮した結果、ECDCは、MERS-CoV集団感染によって欧州連合(EU)が被るリスクは低いとする評価を継続すると結論づける。中東でばく露した結果として欧州で患者が発生するリスクがあり、世界的な患者サーベイランスは必要である。EUでのMERS-CoV輸入症例は起こりうるが、欧州内でヒトからヒトに持続した感染が発生するリスクは極めて低い。
 MERS-CoVへの医療従事者の感作増加については、適時検出の目的のみならず、感染防止措置の迅速な実施のために慎重を期すべきである。
 当該リスク評価書は以下のURLから入手可能。
http://www.ecdc.europa.eu/en/publications/Publications/RRA-MERS-CoV-thirteenth-update.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL http://www.ecdc.europa.eu/en/press/news/_layouts/forms/News_DispForm.aspx?List=8db7286c-fe2d-476c-9133-18ff4cb1b568&ID=1153