食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04190400106
タイトル 米国食品安全検査局(FSIS)、家きん製品のサルモネラ属菌及びカンピロバクターの低減対策を発表
資料日付 2015年1月21日
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概要(記事)  米国食品安全検査局(FSIS)は1月21日、家きん製品のサルモネラ属菌及びカンピロバクターの低減対策を発表した。概要は以下のとおり。
 鶏ひき肉、七面鳥製品、鶏の胸・脚・手羽肉のサルモネラ属菌及びカンピロバクターを減らすための新連邦基準を発表する。この新基準は、畜肉・家きん肉製品によるサルモネラ感染症を減らすため、2013年12月に発表されたFSISのサルモネラ・アクションプランに策応した第一歩となる。FSISはこの基準を基に、畜肉・家きん肉製品調理施設の食品安全履行能力を評価することになる。
 鶏ひき肉の基準をより厳格にすることで同製品の汚染が全国的に減り、食中毒の発生が減少する。FSISは1996年、加工前の丸鶏に対する実施基準を策定したが、以来鶏を各部位に加工して行くにつれてサルモネラ属菌が増えることが分かってきた。胸肉、手羽等の各部位は、米国民が購入できる鶏肉中80%を占めている。したがって各部位に関する基準を定め、最終製品に近いポイントで規制検査を実施することで、消費者のサルモネラ属菌及びカンピロバクターに対するばく露機会を大幅に減らすことができる。
 科学に立脚したFSISのリスク評価によれば、基準を実施することで年間平均5万人の発症を予防できる見込みである。具体的には、鶏肉の各部位、ひき肉及び七面鳥のひき肉に関しては、サルモネラ感染症を30%、カンピロバクター感染症を最低でも19%、可能であれば37%まで削減したいと考えている。60日間の意見募集を行い、今春最終基準を施行する予定。
当該連邦公法は以下のURLから入手可能。
http://www.fsis.usda.gov/wps/wcm/connect/bffd242b-89ce-4f9a-abfa-38dbc1648910/2014-0023E.pdf?MOD=AJPERES
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品安全検査局(FSIS)
情報源(報道) 米国食品安全検査局(FSIS)
URL http://www.usda.gov/wps/portal/usda/usdamediafb?contentid=2015/01/0013.xml&printable=true&contentidonly=true