食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04171530373 |
タイトル | スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)、報告書「カタルーニャ州における食品安全に関する状況 2012年」を公表 |
資料日付 | 2014年11月26日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)は11月26日、報告書「カタルーニャ州における食品安全に関する状況 2012年」(カタルーニャ語、246ページ)を公表した。食品媒介疾病に関する結論及び推奨の概要は以下の通り ・2012年に報告された食中毒は75件、629人。その60%以上は病原微生物又はその毒素により引き起こされ、多くはフードチェーンの最終段階における食品の取扱いの不備に関連していた。 ・食中毒の主な病原体は近年変わらず、ノロウイルス(26.9%)、サルモネラ属菌(23%)、大きく離れてセレウス菌、黄色ブドウ球菌、カンピロバクター?ジェジュニであり、2012年もノロウイルスがサルモネラ属菌の発生件数を上回った。サルモネラ属菌による食中毒で最も多かったのはSalmonella enteritidis(58.3%)であった。 ・最も多い媒介食品は魚介類(9.3%)、続いてマヨネーズなどの卵製品(6.6%)、肉及びソーセージ類(5.3%)、鶏肉及びその他の家きん肉(2.7%)であった。 ・毒キノコによる食中毒は2011年から1件増の8件であった。発生の多い収穫時期には特に、個人的な喫食用にキノコを採取する者に対する情報提供及び意識の強化・向上が必要である。 ・食中毒の最も多い原因は不衛生な取り扱い、感染した作業者、保管及び/又は保存、不十分な調理場の清掃などであった。 ・カタルーニャ州と欧州連合(EU)を比較すると、人口10万人あたりの食中毒発生数は同レベルで、カタルーニャ州1人に対しEUは1.07人であった。関連する病原体及び食品のデータも近似していた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | スペイン |
情報源(公的機関) | スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA) |
情報源(報道) | スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA) |
URL | http://www.gencat.cat/salut/acsa/html/ca/dir3635/memoria_2012.pdf |