食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04171050482 |
タイトル | 香港食物環境衛生署食物安全センター、「苦杏仁に含まれる自然毒」と題する文章を公表 |
資料日付 | 2014年12月4日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 香港食物環境衛生署食物安全センターは12月4日、「苦杏仁(ビターアプリコットの種子(bitter apricot seeds))に含まれる自然毒」と題する文章を公表した。概要は以下のとおり。 冬が訪れ、身体を潤すためにスープや飲み物に苦杏仁を加える人も多いが、生の苦杏仁には自然毒が含まれ、生食すると食中毒を引き起こし、重症な場合は命にかかわることを知っているだろうか? 苦杏仁は種子であり、生の苦杏仁には青酸配糖体という名の毒素が含まれる。人々がこれらの種子を咀嚼すると、中に含まれる青酸配糖体が有毒なシアン化水素になり、数粒食べるだけでシアン化物による中毒になることがある。シアン化物による中毒は、気管支狭窄、悪心、嘔吐、頭痛等の症状が数分以内に現れ、重症な場合は死に至る。最近も生の苦杏仁を含む飲料を飲んで中毒になった事例が報告された。苦杏仁を喫食する前又は苦杏仁を含む飲料を作る前には、必ず水につけてから十分に煮なければならない。十分煮ることで、苦杏仁中のシアン化物は分解され、効果的に毒素を減らすことができ、安全に食用に供することができる。また、りんご、なし、すもも、うめ、おうとう、ももの種子にも青酸配糖体が含まれるため、食用すべきではない。 プレスリリースの英語版は以下のURLから入手可能。 http://www.cfs.gov.hk/english/whatsnew/whatsnew_fst/whatsnew_fst_Natural_Toxins_in_Bitter_Apricot_Seeds.html |
地域 | アジア |
国・地方 | 香港 |
情報源(公的機関) | 香港食物環境衛生署食物安全センター |
情報源(報道) | 香港食物環境衛生署食物安全センター |
URL | http://www.cfs.gov.hk/sc_chi/whatsnew/whatsnew_fst/whatsnew_fst_Natural_Toxins_in_Bitter_Apricot_Seeds.html |