食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04160650104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、ダイエタリーサプリメントによる未熟児死亡事案を受けて保健衛生勧告を発表
資料日付 2014年11月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は11月15日、ダイエタリーサプリメントに起因する未熟児の死亡事案を受けて保健衛生勧告を発表した。概要は以下のとおり。
 未熟児がリゾープス・オリゼ(クモノスカビ科)により消化器系ムーコル症に罹り死亡した事案を受け、CDC、食品医薬品庁(FDA)及びコネチカット州衛生当局は現在調査を進めている。この未熟児は生菌を原料成分として含むダイエタリーサプリメント、ABC Dophilus Powder(ニュージャージー州Solgar
, Inc.から購入)の投与を受けていた。製品は「プロバイオティック(人体によい有益細菌)」特性を効能としてうたっており、乳児・小児向けに販売されている。同じロットの未開封品を検査したところ、リゾープス・オリゼ(クモノスカビ科)に汚染されていることが判明した。
 本保健衛生勧告の目的は、各州の衛生当局及び医療関係者に本死亡事案について認識してもらい、ガイダンスを与えることにある。この情報を新生児集中治療室、病院の薬局、小児科医及び一時医療業務の従事者のほか、細菌学・病態学関係のラボ従事者にも伝えてもらいたい。
1. 背景:ムーコル症の臨床徴候、本事案の経緯等(略)
2. 勧告
・ Solgar ABC Dophilus Powderを使用しないこと(特に感染しやすい乳児)
・ ダイエタリーサプリメントの使用を考慮している臨床医は、FDAがその製品を薬物として規制していないか確認すること
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL http://emergency.cdc.gov/han/han00373.asp