食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04140580475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、グリアディン(グルテン)フリーでペプチド含量を削減し、カラメルをちりばめたビスケットを通常のビスケットの代用品とする根拠の評価に関する報告書を発表
資料日付 2014年10月6日
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概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は10月6日、グリアディン(グルテンたん白質の1つ)フリーでペプチド含量を削減し、カラメルをちりばめたビスケットを通常のビスケットの代用品とする根拠の評価に関する報告書を発表した。
 このビスケットはメープルシロップ尿症やフェニルケトン尿症のような遺伝性代謝疾患の栄養療法の一環で、また肝不全や腎不全のような低たん白食事療法を必要としている場合に摂取されることを目的としている。結論は以下のとおり。
 このビスケットのたん白質含量は低たん白食品の規定に適合している。市場のビスケットのたん白質含量の10%以下である。ビスケット中のペプチドのカロリー値と総カロリー値との割合が0.0025で、規制上限0.01以下である。
 このビスケットは遺伝性アミノ酸代謝疾患患者の食事に変化を与え、患者の栄養療法に適していると考えられる。肝不全、腎不全のような疾患患者の栄養学的観点からの需要に適しているかどうかは、その根拠の提示がなかったため評価できなかった。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/sites/default/files/documents/NUT2013sa0143.pdf