食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04130600149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物としてのEscherichia coli(FERM BP-11354株)により生産されるL-トリプトファンの安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2014年10月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月3日、全動物種に使用する飼料添加物としてのEscherichia coli(FERM BP-11354株)により生産されるL-トリプトファンの安全性及び有効性に関する科学的意見書(2014年9月9日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 技術的に純粋なL-トリプトファンは、E.coli(FERM BP 11354株)の遺伝子組換え(GM)株による発酵で生産される。
 最終製品からは、生産株、組換えDNAのいずれも検出されなった。
 E.coli(FERM BP 11354株)により生産されるL-トリプトファンからは、生産株のGMに関連する安全性への懸念は生じない。 
 評価中の製品は高純度であることを考慮すると、E.coli(FERM BP-11354株)により生産されるL-トリプトファンの飼料添加物としての使用は、消費者の安全性に対するリスクとはならない。
 安全性は、1,1’-エチリデン-ビス-L-トリプトファン(EBT)及び1-メチル-1、2、3、4-テトラヒドロ-β-カルボリン-3-カルボン酸(MTCA)を低濃度にすること(それぞれ10mg未満/kg)によってさらに確実となる。これらの添加物は、以前はヒトの好酸球増多筋痛症候群(EMS)の原因と考えられていた。
 このL-トリプトファン添加物は、有効なアミノ酸L-トリプトファン源であると考えられる。
 添加物としてのL-トリプトファンは、保護された形状で与えられない場合は、反すう動物の微生物叢により分解される。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3826.pdf