食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04130530475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、遺伝子組換えダイズ(OGM30542)の補足データ評価の申請(EFSA-GMO-NL-2007-45)に関する報告書を発表
資料日付 2014年10月6日
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概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は10月6日、遺伝子組換えダイズ305423の補足データ評価の申請(EFSA-GMO-NL-2007-45)に関する報告書を発表した。
 AFSSA(ANSES の前身、フランス食品衛生安全庁)は2008年1月21日、このGMダイズの販売許可申請に関するEFSAの書類(EFSA-GMO-NL-2007-45)の評価を行ったが、食用油と飼料用搾りかすの反復投与による90日間亜慢性毒性試験データがなかったため、このGMダイズ由来製品の安全性評価判断ができなかった。ANSESはフランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受け、この毒性試験データを含む補足データの評価を行った。
 結論は下記のとおり。
 このGMダイズが発現するGM-HRAタンパクがアレルギー性を示す可能性は極めて低い。
 今回の申請資料には3件の調査報告があり、そのうちのOECD(2002年)とEFSA(2011年)の勧告に従って実施された2011年の調査では、このGMダイスと従来の品種のダイズの同等性が証明できなかった。またこのGMダイズ由来製品、特に油について、全く分析がされていなかった。
 他の2件の調査である90日間亜慢性毒性試験結果からは、食用油と飼料用搾りかすの反復投与による毒性作用について判断できなかった。
 従って、このGMダイズの販売を不許可とする。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/sites/default/files/documents/BIOT2014sa0113.pdf