食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04120300105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、食品中の病原生物を検出する新技術を募集 |
資料日付 | 2014年9月23日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は9月23日、食品中の病原生物(特に生鮮農産物中のサルモネラ属菌)を検出する画期的な新技術の募集を開始した。概要は以下のとおり。 アメリカCOMPETES再授権法(2010年)に準拠して策定された2014年FDA食品安全努力目標計画(2014 FDA Food Safety Challenge)によれば、連邦政府の全省庁は技術革新の督励、難問の解決等を目的として報償コンテストを実施することができる。同計画では合計50万ドルの報奨金がストックされている。 応募案は、ほぼ未処理状態の生鮮農産物におけるサルモネラ属菌検出を主眼とするものでなければならないが、その他の病原微生物や食品に対する検査能力も備えていることが望ましい。 産官学の食品専門家はもとより、この分野での新参者も奮って応募されたい。応募案はFDA、疾病管理センター(CDC)及び農務省(USDA)の食品安全・病原体検出専門家チームが審査し、決勝進出者の選考と最優秀賞の選定に当たる。 CDCによれば毎年米国民の6人に1人が食中毒にかかり、そのうち約3 ,000人が死亡している。とりわけサルモネラ症は、食中毒による死亡・入院症例病因のトップを占めている(毎年死亡380人、入院19 ,000人)。 応募者は本日以降11月9日までに応募案を提出する。応募者中上位5者が決勝に進出し、それぞれ2万ドルの報奨金が授与される。決勝進出者はFDAの各分野の専門家からアドバイスを受けることができ、それぞれの応募案を更に練り上げて最終審査に臨み、審査員の前で発表を行う。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | http://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm415831.htm |