食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04110710104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、コリアンダーが原因とみられるサイクロスポーラ症の集団感染情報を発表
資料日付 2014年8月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は8月28日、サイクロスポーラ症の集団感染情報を発表した。概要は以下のとおり。
 8月26日現在19州から計304人の感染届出があった。このうち207人は、発病前2週間以内の国外渡航歴がなかった。207人の届出は、大半(64%)が7月に集中しており、そのうちテキサス州が64%(133人)を占める。207人の感染者の85%(176人)が6月及び7月に発症していた。情報の得られた204人は、年齢が3歳~88歳(中央値49歳)で女性が56%を占める。また確認できた183人中7人が入院したが、死者は出ていない。
 食品医薬品庁(FDA)とテキサス州の衛生当局による疫学・追跡調査の結果、テキサス州の感染者の中には、メキシコのプエブラ州から輸入した生のコリアンダーを摂取した患者がいた。面談調査を行った患者の57%が発病の2日~14日前に生のコリアンダーを摂取したと回答し、このうち21人が4か所の飲食店でコリアンダーの入った料理を摂取していた。これら4店はプエブラ州産のコリアンダーを使用していた。FDAは8月28日、メキシコ国境付近でのコリアンダーのサンプリングを強化する旨発表した。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL http://www.cdc.gov/parasites/cyclosporiasis/outbreaks/2014/index.html