食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04110130475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、密閉保存用野菜の洗浄に過酢酸を主成分とする溶液を加工助剤として使用するための許可に関する意見書を発表
資料日付 2014年9月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は、競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)の諮問を受け、密閉保存用野菜の洗浄に過酢酸を主成分とする溶液を加工助剤として使用するための許可に関する意見書(5月15日付、8ページ)を発表した。概要は以下の通り。
 密閉保存用の野菜の中でもエンドウ豆とインゲン豆について密閉保存までの過程の衛生レベルを向上させることが目的である。
 食品認可が必要な物質及び製造プロセス評価作業部会(GT ESPA)は下記のような評価結果を出した。
 暴露計算において最大限の暴露を推定した評価(採用した分析方法での検出限界で残留物が存在し、一日当たり消費するすべての保存用野菜が当該加工助剤で処理されたと仮定)では、 申請資料中の製造条件で加熱処理されたエンドウ豆を摂取した場合、消費者にとっての食品安全という観点で、暴露マージンは十分であると考えた。
 インゲン豆の製造試験が欠如しているが、2012年4月19日のANSESの報告書に記載のある濃度の過酢酸と製造工程に従えば、毒性学的観点からエンドウ豆の結果をインゲン豆の場合に置き換えることが可能である。
 申請資料中の製造試験の条件下で、密閉保存用の野菜の過酢酸溶液での洗浄による微生物への効果は証明できなかった。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/sites/default/files/documents/ESPA2014sa0021.pdf