食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04100550314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、2013年にドイツで発生した集団食中毒に関連する食品についての結果を公表
資料日付 2014年8月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は8月8日、2013年にドイツで発生した集団食中毒に関連する食品についての結果を公表(No.30/2014)した。概要は以下のとおり。
 食中毒予防のためには、関連性がある食品と共に、その生産及び取扱い方に関する広範な知見が求められる。そのため、BfRは2005年以来、集団食中毒に関係した食品に関するデータを収集している。
 BfRは、2013年の評価を行うために、73件の集団食中毒に関する情報を入手した(2012年は84件)。また、2つの連邦州から、1件の広範囲の集団疾病に関して、BELA(集団疾病に関与する食品の連邦データ登録システム)の注意喚起情報を受け取った。
 73件の集団食中毒のうち33件については、十分な証拠に基づき、原因がひとつの食品であることが特定された。この評価では、微生物学的及び/又は疫学的調査の結果が用いられた。
 食品カテゴリー別では、食肉、肉製品及びソーセージが、媒介食品の大部分を占めていた。さらにBfRは、暴露の場所、寄与因子及びその因子がフードチェーンのどの段階で発生したかについても分析している。
 入手情報から、2013年に報告された集団食中毒の多くは、やはり、不十分な衛生環境及び不適切な温度管理が原因であることが確認された。消費者に関する適切な調査を行い、またレストラン及び公共施設において、従事者に向けて食品の適切な取扱いに関する研修を定期的に行うことが集団食中毒予防の一助となる。
 BfRは、2013年に再度、生乳(未処理乳)を摂取した後に発生した集団食中毒に関する情報を受け取ったことから、プレスリリースにて、特に子供、妊婦、高齢者及び病人は、生乳(未処理乳)及び生乳製品の摂取を控えるべきとの助言を行った。この助言は、学校生活及び農場訪問などの遠足にも適用される。
 当該報告書(独語、12ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cm/343/an-krankheitsausbruechen-beteiligte-lebensmittel-in-deutschland-im-jahr-2013.pdf
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/349/foods-implicated-in-disease-outbreaks-in-germany-in-2013.pdf