食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04091090507 |
タイトル | スペイン消費食品安全栄養庁(AECOSAN)、バラムツ及びアブラソコムツの喫食の注意に関するパンフレットを公表 |
資料日付 | 2014年7月28日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | スペイン消費食品安全栄養庁(AECOSAN)は7月28日、バラムツ(Ruvettus pretiosus)及びアブラソコムツ(Lepidocybium flavobrunneum)の喫食の注意に関するパンフレットを公表した。概要は以下の通り。 バラムツ及びアブラソコムツの喫食は特定の者では胃腸炎を引き起こすことがあるが、他の者では症状を呈さない。この感受性の相違を特定出来る科学的情報は十分にない。 1. どのような症状が起きるか? これらの魚は、ヒトが消化できないワックスエステルで構成された脂肪を約20%と多く含むため、喫食の約2時間後に下痢及び急性胃腸炎などを引き起こすことがある。 2. 流通は許可されているか? 以下の条件を遵守することで許可されている。 (1) 包装又は容器に入れた状態でのみ流通が可能 (2) 適切な調理又は加熱調理の方法、また、胃腸に悪影響を及ぼす物質の存在に関連するリスクについて消費者に知らせるためのラベル表示を施す。 3. ラベル表示で何を知ることが出来るか? 4. 調理及び喫食に関する勧告 (1) 適正な調理法は出来るだけ多くの脂肪を除去すること。皮及び見える脂肪は取り除く。 (2) 生で食べる料理はしない。 (3) 鉄板焼き又は煮込み料理にするときは、フライパンに残った脂や煮汁を使用しない。(多量の脂肪が含まれているため) (4) 初めて摂取する時は少量を喫食する。 (5) 胃腸に症状がみられた場合は以後の喫食を避ける。 (6) 子供、高齢者、妊娠中の女性及び胃腸疾患のある者などの感受性の高い集団は、これらの魚類の喫食を避ける。 5. 喫食後、罹患した時はどうするか? (訳注 日本ではバラムツは1970年、アブラソコムツは1981年に食用禁止となっている。) |
地域 | 欧州 |
国・地方 | スペイン |
情報源(公的機関) | スペイン消費食品安全栄養庁(AECOSAN) |
情報源(報道) | スペイン消費食品安全栄養庁(AECOSAN) |
URL | http://aesan.msssi.gob.es/AESAN/web/notas_prensa/recomandaciones_consumo_pescado.shtml |