食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04090670485
タイトル 英国公衆衛生庁(PHE)、カンピロバクターの検出及び計数に関するガイドラインを公表
資料日付 2014年7月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国公衆衛生庁(PHE)は7月15日、カンピロバクターの検出及び計数に関するガイドラインを公表した。概要は以下のとおり。
1.この資料の中に記載されている手法は、あらゆる種類の食品検体及びその他の環境検体(と体洗浄など)中のカンピロバクターの検出及び計数に適用可能である。拭き取り検体(swab)中のカンピロバクターについても適用可能である。本手法は、英国内で活動する当該分野の従事者が実施する上での一般的な情報源となることを単に意図したものであり、必要箇所は専門家の助言を得るべきものである。
2.カンピロバクターの検出手順のフローチャート
1)ボルトン培地に10のマイナス1乗に希釈した検体を用意する。拭き取り検体及びその他の環境検体は、10のマイナス1乗に希釈するため、培養液で覆う。
2)ストマッキングによる均一化
3)ヘッドスペースが20%未満であることを確認し、均一化後の検体を室温と同温にしてから、37℃で5時間培養する。
4)培地を41.5℃の細菌培養器に移し、さらに44時間培養する。
5)培地を細菌培養器から取り出した後、10μLのループ2次培養を使ってmCCDA培地に移し、コロニーひとつひとつに行きわたらせる。
6)培養プレートを、微好気性条件下、41.5℃で44時間培養する。
7)コロニーの定型、非定型を吟味する。
8)確認試験を行う。カンピロバクターは、オキシダーゼ陽性で、41.5℃で微好気性となり増殖する微生物である。また、運動性のグラム陰性桿菌であり、ラテックス凝集検査又はポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を用いた検査において特徴的な反応を示す。
9)さらなる特性分析に関しては、必要に応じて胃腸細菌リファレンスユニット(GBRU)に問い合わせる。
 「カンピロバクターの検出及び計数:食品、水及び環境微生物に関する標準手法」(24ページ)は、以下のURLから入手可能。
https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/330676/National_SOP_FNES15_F21_Detection_and_Enumeration_of_Campylobacter_Species.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国公衆衛生庁(PHE)
情報源(報道) 英国公衆衛生庁(PHE)
URL https://www.gov.uk/government/publications/campylobacter-species-detection-and-enumeration