食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04090620149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、家きんの加工衛生基準における大腸菌及び腸内細菌科菌群の有用性について実験調査した外部科学報告書を公表 |
資料日付 | 2014年8月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は8月7日、家きんの加工衛生基準における大腸菌及び腸内細菌科菌群(Enterobacteriaceae)の有用性について実験調査した外部科学報告書を公表した(121ページ、2014年7月16日受理)。当該調査事業は著者とEFSAの契約によって実施されたもので、その成果物をEFSAが採択したというものではない。 欧州連合(EU)の7か所の食鳥処理場での実験が以下の目的で実施された。 (1)内臓摘出後及び冷却後のブロイラーと体の大腸菌及び腸内細菌科菌群のばらつきに関するデータの収集 (2)菌数のばらつきを明らかにするため、調査したと畜場及び検体採取バッチに関する情報の収集 (3)外見上の糞便汚染の度合によると体の大腸菌及び腸内細菌科菌群菌数の比較 首皮3 ,777検体、内臓摘出後のと体1 ,887検体、冷却後の1 ,890検体について、大腸菌と腸内細菌科菌群の定量調査を実施した。3 ,777検体中の97検体が外見上の糞便汚染の度合が「汚い」に分類された。収集データは、階層データを多層混合線形モデルを用いて、と畜場、バッチ及びと体の細菌数のばらつきを統計的に分析した。 結果として、2つの指標菌は、冷却後の方が内臓摘出後よりも相当数低く、鶏の重量分類に左右されることがわかった。内臓摘出後の検査において、検査者は見た目でと体を汚いと分類する可能性がある。しかし、それらのと体の細菌数も多いと認識を誤る可能性はとても高い。バッチ及びと畜場でと体の細菌数に影響するばらつきが生じるのは、ブロイラーの重量分類(検体採取時の両細菌)、廃棄動物の有無(冷却後の両細菌)、腸管破裂(内臓摘出後の大腸菌)、毛むしり方法(内臓摘出後の両細菌)であった。 当該外部科学報告書は以下のURLから入手可能。 http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/doc/635e.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/635e.htm |