食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04090570305 |
タイトル | 欧州連合(EU)、キンマの葉を含有するバングラデシュ産食料品の輸入停止期間を延長 |
資料日付 | 2014年7月31日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州連合(EU)は7月31日、キンマの葉(betel leaves)を含有又は成分含有するバングラデシュ産食料品の暫定的な輸入停止期間を2015年6月30日まで延長するため、施行決定2014/88/EUを一部改正する委員会施行決定2014/510/EUを官報で公表した。概要は以下のとおり、 1. 幅広いサルモネラ属菌株(Salmonella Typhimurium等)の存在が食料品に見つかったため、食品・飼料早期警戒システム(RASFF)に多数の通知が出されたことを受けて、委員会施行決定2014/88/EUが採択された。Salmonella Typhimurium株は、ヒトの症例において2番目に多く報告されている血清型であり、キンマの葉(Piper betle、一般的な名称はPaan leaf又はBetel quid) を含有又は成分含有するバングラデシュ産食料品における高い保菌率が判明している。英国は2011年以降、キンマの葉に由来するサルモネラ中毒の集団発生を数回報告している。また、EU域内において症例数が過小報告されている可能性がある。 2. このため、施行決定2014/88/EUは、キンマの葉を含有又は成分含有するバングラデシュ産食料品のEU域内への輸入を2014年7月31日まで禁止している。 3. バングラデシュは2014年2月、欧州委員会(EC)の食品獣医局が2013年に行った監査中に特定された不備に対処するための規制計画の実施に関して最新情報を提出した。規制計画の実施は依然として進行中であり、まだ完了していないことが示された。 以上の経緯から、委員会施行決定2014/510/EUによって施行決定2014/88/EUを一部改正し、施行決定2014/88/EUの適用期間を2015年6月30日まで延長することになった。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州連合(EU) |
情報源(報道) | 欧州連合(EU) |
URL | http://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32014D0510&from=EN |