食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04090410507
タイトル スペイン消費食品安全栄養庁(AECOSAN)、「食品接触材料中の光重合開始剤及びアミン協力剤のクロマトグラフィー同時分析」を公表
資料日付 2014年7月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  スペイン消費食品安全栄養庁(AECOSAN)は7月16日、国立食品センター(CNA)の研究者らの行った「食品接触材料中の光重合開始剤及びアミン協力剤のクロマトグラフィー同時分析」を公表した。概要は以下の通り。
 光重合開始剤は、食品容器の印刷に広く用いられる紫外線(UV)硬化インクの成分である。当該物質は食品中に移行してヒトの健康に害を及ぼすことがある。
 食品容器中の光重合開始剤及びアミン協力剤の分析には、フォトダイオードアレイ検出器付高速液体クロマトグラフィー(HPLC-DAD)が使用された。本方法は一度に14の光開始剤及びアミン協力剤の分離が可能である。本方法は直線性、再現性、検出限界(LOD)及び定量限界について検証され、高い感受性(LOD≦1.56μg/dm2)及び再現性(RSD(n=10)<0.9%)が達成された。
 プラスチックフィルム、ボール紙及び缶などの異なる種類の食品容器材料が分析され、検査された17検体の47%で光重合開始剤が検出された。陽性であった検体は、陽イオンモードの電子スプレーイオン化液体クロマトグラフィー・タンデム質量分析法で確認された。
 当該文献の英文要約は以下のURLから入手可能。
http://link.springer.com/article/10.1007%2Fs00216-014-7792-x
地域 欧州
国・地方 スペイン
情報源(公的機関) スペイン消費食品安全栄養庁(AECOSAN)
情報源(報道) スペイン消費食品安全栄養庁(AECOSAN)
URL http://aesan.msssi.gob.es/CNA/web/publicaciones/publicaciones.shtml