食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04080230314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、印刷された食品接触材料から移行する第一級芳香族アミン類に関する評価を公表
資料日付 2014年7月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は7月8日、紙ナプキン及びパンの袋などの印刷された食品接触材料から移行する第一級芳香族アミン類に関する評価を公表した(2013年7月24日付け意見書に基づくNo 021/2014)。概要は以下のとおり。
 第一級芳香族アミン類(PAAs)に属する一部の物質には発がん性がある。PAAsは、色素中に汚染物質として存在する場合がある。これらの物質は、カラー印刷のナプキン及びパンの袋など、食品に接触する材料に存在し、食品に移行した場合に健康影響が懸念される。BfRは、これらの物質について、食品への移行に関する現在の規制値が適正な保護につながっているかを評価した。
 BfRは、モデル計算に基づき、発がん性物質に分類されるPAAsについては、現在の移行規制値(検出限界値0.01mg/kg食品又は食品模擬物質で不検出)は見直すべきであると助言する。
 消費者のこれらの物質への接触は最小限にとどめるべきである。
 BfRは、これらのPAAsについては、ALARA(as low as reasonably achievable:合理的に達成可能な限り低く)の原則が適用されるべきであると考える。
 これらのPAAsの食品又は食品模擬物質への移行は、検出限界が0.002mg/kg食品又は食品模擬物質を使用した測定法で検出されないことが望ましい。BfRは、発がん性が考えられる芳香族アミン類を一切含まない色素のみの使用を推奨する。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/349/primary-aromatic-amines-from-printed-food-contact-materials-such-as-napkins-or-bakery-bags.pdf