食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04050110149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、法令に基づき再評価される特定の食品添加物のリスク評価のための概念的枠組みに関する声明を公表
資料日付 2014年6月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月5日、委員会規則(EU) No 257/2010に基づき再評価される特定の(毒性又は毒性学的懸念が低い)食品添加物のリスク評価のための概念的枠組みに関する声明(2014年5月15日採択、11ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 抄録
 「食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル」(ANSパネル)は、委員会規則(EU) No 257/2010に基づき再評価される特定の食品添加物のリスク評価のための概念的枠組みを示す科学的声明を提示する。この枠組みは、ANSパネルが行う評価に用いられるが、科学的背景の専門家による判断は、ケースバイケースで、最終的な結論を出す上でこれまで通り必要不可欠である。本文書において、(1)すべての利用可能な知見を勘案し、(2)法令で設定されている使用濃度及び十分な使用量データ又は分析データがどの程度利用可能であるかを考慮してANSパネルが行う暴露量評価のシナリオも勘案した、食品添加物の再評価の結果を示す。
2. 要約の一部
 食品添加物の再評価において、(1)物質固有の毒性が低い食品添加物(例えば、一日摂取許容量(ADI)を特定しない(数値によるADIがない)物質)、(2)食品区分における使用濃度を必要量(quantum satis)として認可されている食品添加物、(3)物質固有の毒性は低くはないものの、食品中に使用した場合における毒性学的懸念が低い食品添加物のリスク評価に、いくつかの科学的課題(訳注:暴露量データ不足など)がある。
 本声明の目的は、上記のような特定の食品添加物のリスク評価のための概念的枠組みを示すことであり、これによりリスク評価の作業を簡略できる可能性がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3697.pdf