食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04040020344 |
タイトル | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)、タルタルステーキの亜硫酸塩の使用に関する集中管理措置で実施した検査の結果をプレスリリース |
資料日付 | 2014年5月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)は5月12日、タルタルステーキ(filet americain)を亜硫酸塩(sulphite)への使用に関する集中管理措置で実施した検査の結果をプレスリリースで発表した。 タルタルステーキに亜硝酸塩を添加することは禁止されている。亜硫酸塩を使用すると、新鮮さが失われても、腐敗が始まっていても、肉が新鮮に見える赤みが残る。これは消費者にとって危険なことである。加えて亜硫酸塩は、感受性がある人にアレルギー反応を起す可能性がある。 この集中管理措置の検査で、素材のままの又は調理済のタルタルステーキのサンプル159件を収集した。マラカイトグリーン試験で、食肉加工業の14事業所から24件のサンプルで亜硫酸塩を検出した。マラカイトグリーン試験で亜硫酸塩陽性の検体は、これらの結果をラボラトリーの分析検査で確認した。 亜硫酸塩を使用していた業者については、違反調書が作成され、タルタルステーキは販売停止又は廃棄した。 無作為に収集したサンプルを一年間かけて分析検査するAFSCAの従来の検査計画事業に加え、AFSCAは集中管理措置を実施している。今回の亜硫酸塩に関する集中管理措置はこの枠組みで実施されている。 肉に亜硫酸塩を使用しているか否かを調べる管理措置は、2段階で行う。第一段階は現場で実施する迅速スクリーニングで、マラカイトグリーン試験を使う。この迅速テストでマラカイトグリーン標準液を肉の検体の上に数的垂らすと、滴下部分の肉が緑色になる。亜硫酸が肉に含まれない場合は、マラカイトグリーン標準液の緑色は変化しないが、肉に亜硫酸塩が含まれている場合にはこの緑色が消失する。 マラカイトグリーン試験結果が陽性なら、亜硫酸塩の存在を確定するためにラボラトリーで定量分析を実施する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ベルギー |
情報源(公的機関) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA) |
情報源(報道) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA) |
URL | http://www.favv-afsca.fgov.be/communiquesdepresse/2014/2014-05-12.asp |