食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04030640343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、衛生監視報告ブルゴーニュ地域圏とフランシュ・コンテ地域圏合同版(No.1、2014年3月号)届出義務のある疾病特集を発行
資料日付 2014年4月22日
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分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は4月15日、衛生監視報告(Bulletin de veille sanitaire:BVS)、ブルゴーニュ地域圏とフランシュ・コンテ地域圏合同版(No.1、2014年3月号)届出義務のある疾病特集を発行した。集団食中毒の報告は以下のとおり。
1.ブルゴーニュ地域圏
 2011年のブルゴーニュ地域圏における集団食中毒は15件で、暴露者数が645人、患者数は181人(罹患率28%)であった。その多くは4月から5月にかけ発生している。
 発生場所は家庭が8件(53%)、レストランが3件(20%)、集団給食が4件(27%)であった。原因食品は肉が5件、卵又は卵製品が2件、鶏肉が2件、貝類と甲殻類が2件、チーズと乳製品が1件及び魚が1件であった。病原体が確定したものはサルモネラ属菌が2件、ウェルシュ菌が1件、ウイルスが1件であった。病原体と疑われるものは、ブドウ球菌3件、カンピロバクター2件、セレウス菌2件、ウェルシュ菌1件及びヒスタミンが1件であった。
2.フランシュ・コンテ地域圏
 2011年のフランシュ・コンテ地域圏における集団食中毒は26件で、暴露者数が442人、患者数は243人(罹患率55%)であった。10月11月を除く10か月間で集団食中毒が発生しており、12月が5件と最も多かった。
 発生場所は家庭が15件(58%)、レストランが4件(15%)、集団給食が7件(27%)であった。原因食品は肉が6件、加工肉食品が3件、チーズと乳製品が3件、鶏肉が1件、魚が1件及び飲料が1件であった。病原体が確定したものはサルモネラ属菌が2件及びセレウス菌が1件であった。病原体と疑われるものは、ブドウ球菌9件、ウイルスが5件、サルモネラ属菌が3件、ヒスタミン1件及び非ヒスタミン・アレルギー惹起物質(agent allergisant non histaminique)が1件であった。
 報告書(仏文、18ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.invs.sante.fr/content/download/86828/318873/version/19/file/bvs_bfc_01_2014.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/Publications-et-outils/Bulletin-de-veille-sanitaire/Tous-les-numeros/Bourgogne-Franche-Comte/Bulletin-de-veille-sanitaire-Bourgogne-et-Franche-Comte.-n-1-Mars-2014