食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04020600328 |
タイトル | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)、ロザムステッド研究所(Rothamsted Research)に対し、遺伝子組換え(GM)のアマナズナ(Camelina)の小規模の圃場試験栽培許可を与えた旨を公表 |
資料日付 | 2014年4月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)は4月16日、ロザムステッド研究所(Rothamsted Research)に対し、遺伝子組換え(GM)のアマナズナ(Camelina)の圃場での小規模圃場試験の許可を与えた旨を公表した。概要は以下のとおり。 このGMアマナズナは、種子中にω‐3(n-3)多価不飽和脂肪酸を産生するように改変された。今回の試験栽培では、GMアマナズナの圃場での出来栄えと収量に関して検証が行われる。この試験栽培は今年の春に開始され2017年に終了することになっており、ハートフォードシャー州ハーペンデンにある同研究所内の圃場で行われる。 当局によるこの決定に続き、意見募集が行われると共に、環境への放出に関する諮問委員会(Advisory Committee on Releases to the Environment:ACRE)により中立的かつ専門的な科学的助言が提出される。この試験栽培には、試験が安全に実施され、GM作物を食品又は飼料チェーンへ混入させないようにさまざまな条件が課せられている。 このGMOの放出を許可することへの同意書によると、放出される予定のGM作物(GMO)はカメリナ・サティバ(Camelina sativa、訳注:ナガミノアマナズナ)の3つの独立した形質転換イベントで、それぞれが、Thraustochytrium種、Ostreococcus tauri、Physcomitrella patens、Phytophora infestans、Phytophora sojae、Emiliana huxleyi又はHyaloperonospora parasiticaに由来する4つ、5つ又は7つの遺伝子を発現させるように遺伝子が組み換えられた。 併せて、これらの遺伝子には、ω‐3(n-3)長鎖多価不飽和脂肪酸エイコサペンタエン酸(EPA)及びドコサヘキサエン酸(DHA)のいずれか一方又は両方を作物の種子内に産生する能力が備わっている。これら3つのGMOのうち2つは、選択可能マーカーDsRedを産生するように、また、残り1つは薬剤耐性マーカーNPTIIを産生するように改変された。 このGM作物の放出に関する申請書(PartA)(25ページ)は以下のURLから入手可能。 https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/287107/14r801-rothamsted-parta1.pdf このGM作物の放出に関する申請書(ParB)(4ページ)は以下のURLから入手可能。 https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/274841/14-r8-01-part-b-20140124.pdf 試験栽培への許可を与えるDEFRAの同意書(7ページ)は以下のURLから入手可能。 https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/304060/14-r8-01-consent-letter.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA) |
情報源(報道) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA) |
URL | https://www.gov.uk/government/news/gm-camelina-trial-to-go-ahead-at-rothamsted |