食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04010820149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種用サイレージ添加物としてのPediococcus pentosaceus(NCIMB 30044株)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2014年3月31日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月31日、全動物種用サイレージ添加物としてのPediococcus pentosaceus(NCIMB 30044株)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2014年3月6日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 Pediococcus pentosaceus(NCIMB 30044株)は、提案された最小用量1.0×10の8乗CFU(コロニー形成単位)/kg生鮮材料でサイレージ化工程の改善を意図した技術的添加物である。
 P.pentosaceus株(NCIMB 30044株)はテトラサイクリンに耐性を持つことが分かったが、その機序は明らかにされていないことから、ヒト及び動物にとって重要な抗生物質に対する耐性をコードする遺伝子が拡散するリスクが考えられる。したがって、この菌株を含む添加物は、対象動物種及びこの添加物で処理されたサイレージを給餌した動物に由来する製品の消費者に対し安全であるとは考えられない。
 研究所規模のサイロで、水溶性炭水化物の含量の異なる茎葉(forage)試料を使った合計7件の研究が行われた。
 その結果、サイレージ化が容易、やや困難、困難な茎葉試料において、pH値を低減し乾物の保存性を増大することにより、サイレージ生産を改善する可能性が示された。この結果に最も一貫性が見られたのは、5.0×10の7乗CFU/kg茎葉及び1×10の8乗CFU/kg茎葉の用量が適用された場合であった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3610.pdf