食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04010540500 |
タイトル | スペイン農業食料環境省(MAGRAMA)、「2012年のスペインにおける、ヒト、食品、動物及び飼料中の人獣共通感染症及び人獣共通感染症病原体の傾向及び原因報告書」を公表 |
資料日付 | 2014年3月26日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | スペイン農業食料環境省(MAGRAMA)は、「2012年のスペインにおける、ヒト、食品、動物及び飼料中の人獣共通感染症及び人獣共通感染症病原体の傾向及び原因報告書」を動物衛生警戒システム(Red de Alerta Sanitaria Veterinaria:RASVE)で公表した(491ページ、英語)。 本報告書はEU指令2003/99/EC第9条に従って、欧州委員会(EC)に提出された。また本情報は欧州食品安全機関(EFSA)にも転送されている。 本報告書は2012年のスペインにおける人獣共通感染症及び人獣共通感染症病原体の傾向及び原因に関する情報を収載している。 本データは、EFSAが毎年発表する欧州における人獣共通感染症に関する年次報告書に使用されている。主な目次及び概要は以下のとおり。 1. 家畜別総頭数 牛4 ,975 ,626頭、鶏276 ,648 ,123羽、山羊2 ,570 ,823頭、豚24 ,040 ,723頭、めん羊16 ,609 ,240頭など。 2. 特定の人獣共通感染症及び人獣共通感染症病原体に関する情報 2.1 サルモネラ症 スペインにおいて患者数が2番目に多い人獣共通感染症で、集団食中毒での頻度が最も高い。2012年は4 ,181人が報告された。 2.2 カンピロバクター症 スペインで報告される細菌性食中毒の原因としては2番目に多いが、集団カンピロバクター症の発生はスペインではまれ。2012年に報告された患者数は5 ,488人で、その多くはカンピロバクター・ジェジュニに関するものであった。 2.3 リステリア症 2012年に報告された患者数は107人。 2.4 大腸菌感染症 患者数の増加に一致して、近年、腸管出血性大腸菌血清型O157を保菌する動物の割合は高いが、現在のところ集団発生は少なくなっている。 2.5 結核 近年においてウシ型結核菌による結核と特定された患者はわずかであり、動物からヒトへの感染リスクは非常に低い。 2.6 ブルセラ症 1992年以降患者数は大きく減少した。2012年は87人(確定症例70人)。 2.7 エルシニア症 ヒトのエルシニア症は増加し続けている。2012年は220人が報告された。 2.8 トリヒナ症 2012年に集団発生事例2件が報告された。 2.9 エキノコックス症 2012年は96人が報告され、2011年より増加したが、総患者数は減少傾向にある。 2.10 トキソプラズマ症 微生物学情報データベースを精査した結果、2011年には先天性症例1人のみが報告され、2012年は報告がなかった。 2.11 狂犬病 1975年以降、スペインで患者は報告されていない。 2.12 ブドウ球菌感染症 2.13 Q熱 2012年に報告されたQ熱患者は58人。 2.14 ウエストナイル熱 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | スペイン |
情報源(公的機関) | スペイン農業食料環境省(MAGRAMA) |
情報源(報道) | スペイン農業食料環境省(MAGRAMA) |
URL | http://rasve.mapa.es/Recursos/Ficheros/Historico/00_Informe%20de%20fuentes%20y%20tendencias%20Spain%202012.pdf |