食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04010030164 |
タイトル | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、マルチモード摂取分布の通常摂取モデルModel-Then-Addモジュールを発表 |
資料日付 | 2014年3月24日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は3月20日、マルチモード摂取分布の通常摂取モデルModel-Then-Addモジュールを発表した。 RIVMとワーヘニンゲン大学研究センター(WUR)は共同で、食事経由で摂取される化学物質量を推定する(モンテカルロ・リスク・アセスメント法:MCRA)ためのソフトウエアを開発した。例えばこのような化学物質には汚染物質(アクリルアミド、ダイオキシン、鉛など)及び微量栄養素を含んでいる。長期にわたってこれらの化学物質の摂取量を推定するために、Model-Then-Addと呼ぶモジュールをソフトウエアに追加した。長期間摂取量推定は、長期にわたる摂取期間において、有益な又は有害な健康影響を与える化学物質の評価に必要な要素である。Model-Then-Addモジュールはある集団の化学物質の個々の平均摂取量の分布が、対数変換後に正規分布を示さない場合に使用できる。これは、例えば、化学物質がごく少数の食品に存在するケースである。このようなケースでは、このモジュールを使用することによって、より現実的な長期摂取推定量を得ることができる。 Model-Then-Addモジュール及び長期暴露では過大な推定量になると知られている現在の手法を使用して、高摂取量では潜在的な有害作用がある化学物質グループであるくん煙香料の長期的摂取量を評価するケーススタディを実施した。Model-Then-Addモジュールでの結果は、摂取量が少なかった。よって、このモジュールを使用すると、リスク軽減を抑え、健康リスクを低減するために必要な環境管理対策を取ることができる。 MCRAを使用した食事経由化学物質摂取量を評価すると、食品や飲料中の化学物質濃度はある定められた日数の間にこれらの食品の消費量に関する情報と関連付けられる。オランダの食品消費量データは、2日間の食事量を調査した食事量の情報であるオランダ国民食事栄養調査(Voedselconsumptiepeiling:VCP)から得られる。統計モデルは、これらのデータを基に長期的な化学物質摂取量を評価する必要がある。 報告書(英文26ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/090133001.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オランダ |
情報源(公的機関) | オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM) |
情報源(報道) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
URL | http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/090133001.html |