食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04000770149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、植物性原料及び植物性調製品の安全性評価のための安全性適格推定(QPS)手法に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2014年3月13日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月13日、植物性原料(botanicals)及び植物性調製品(botanical preparations)の安全性評価のための安全性適格推定(QPS)手法に関する科学的意見書(2014年2月18日採択、38ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1. EFSAに諮問され、フードチェーンに加えられる微生物の安全性評価のために当初開発されたQPS手法は、植物性原料又は植物性調製品の評価にも同様に適用可能である。十分な知識体系(body of knowledge)があるため試験をさらに行う必要がない植物性原料及び植物性調製品を評価する実践的方法を生み出す構造化した評価の仕組みを開発することが、QPSステータスに対する植物性調製品の適合性を確立する原則を用いることによって、可能になっている。 2.同一品種の植物に由来する、関連性を有する植物性原料又は様々な植物性調製品にこの評価の仕組みを反復適用することで、特定の植物を分類するためのQPSステータスを得ることが可能になる。しかし、多種多様な形状で存在する可能性がある植物性原料又は形態や化学組成が地理的要因及び環境要因の影響を大きく受ける可能性がある植物性原料の特殊性によって、分類上の上位においてQPSステータスを確立する可能性は非常に限られている。 3. しかし、前述の植物性原料及び植物性調製品の評価のための構造化した手法は、包括的かつ系統的であり透明性を有する方法の開発におけるかなりの進歩を示している。(訳注:EFSAの)科学委員会は、サプリメントの成分に用いることが意図されている植物性原料及び植物性調製品の安全性評価のための2009年のEFSAの手引書の補足としてQPS手法を用いることを推奨する。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.6/2014(2014.3.19)P12 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3593.pdf |